【速報】サンバイオ野村IR主催「個人投資家向けWEBライブ会社説明会
サンバイオ【4592】野村IR主催WEB会社説明会2023/05/08
野村主催I R
19:00 〜19:50 事業説明
19:50〜20:00 質疑応答 全⑧問
事業説明
【主要開発品SB623】
SB623(国際一般名:パンデフィテムセル)とは
健康成人骨髄液由来の間葉系幹細胞を加工・培養して作製された人骨髄由来加工間葉系幹細胞。
脳内の損傷した神経組織にSB623を移植すると、損傷した神経細胞が本来持つ再生能力を促し失われた機能を回復させる効果が期待される。
【SB623主要対象疾患】
脳機能障害を引き起こし、患者さんのQOLを低下させる外傷性脳損傷や脳梗塞を対象に開発を進める。
【間葉系幹細胞由来の開発品MSC1/MSC2(SB623以外)】
2018年にMSC1/MSC2に関するIPポートフォリオを取得し、炎症性疾患領域およびがん領域へパイプラインを拡充
【OcuMensionとの共同開発】
2020年3月に中国のOcuMension社と業務提携契約を締結。
・網膜色素変性病及び加齢黄斑変性病を対象疾患としたSB623細胞
・視神経炎を対処疾患としたMSC2細胞
【D&P Bioinnovations,Inc.との共同開発】
2011年11月に米国のD&P Bioinnovations,Incと業務提携を締結。
・MSC2細胞を利用したヒトの食道組織の再生を目的とする食道再生インプラントの開発及び商業化。
質疑応答 文字起こし
① サンバイオの強みは ❓
森社長:1つ目、脳再生群に適したSB623など商品群、ダブルブラインド(二重盲検試験)の治験結果を持っている。
2つ目、事業を他家移植で行う点。3つ目、日米2つの拠点があり、適した人材がいる。
② 治験でコントロール群(青)も改善しているのはなぜ ❓ 投与群(赤)
森社長:治験で運動機能の改善を観た時に一見、コントロール群も改善したように観られるが、患者さん個々に見るとあまりない。
投与群は主要品目群以外でも改善があるが、コントロール群は改善があまりない。
③ 脳機能の再生を対象とした、承認された医薬品はありますか ❓
森社長:100年来不可能と言われて、当社が確認したところ承認された医薬品はない。
申請されたら世界初の脳機能再生の薬となる。
④ 申請したSB623の効果・効能は ❓
運動機能改善以外、例えば認知機能の改善などに使えますか ❓
森社長:SB623の効果・効能は、治験などで運動機能の上半身・下半身改善以外に、患者さんの喋る機能もよくなっている。
申請した機能は運動機能に特化したものである。
⑤ 承認後の売り上げは、どれくらいを想定していますか ❓
森社長:脳の機能の再生なので、私達は期待している。
具体的には、どれぐらいの適用の範囲なのか、薬価がどれぐらいなのか、現時点では開示できない。
⑥ 今期中の承認取得の場合、今期の売上げに計上されますか ❓
森社長:今期中に承認取得を目指してやっていますが、承認後薬価の収載・実際の販売・病院などの契約などあるので今期中の売上げは、計画に見込んでない。
⑦ 急性期にも効きますか❓
森社長:急性期についても動物試験などで行った実績があるので可能性はある。優先順位は慢性期。慢性期は取組んでいる会社が少ない。
私度もが慢性期のところでしっかり薬を出すことが重要である。多くの患者さん・様々な病気の患者さんから依頼を受けたりしているので、積極的に考えて行きたい。
⑧ 提携ではなく、自社販売を目指したのはなぜですか ❓
より多くの費用がかかると思います ❓
森社長:自社販売をする事によって、色々な新しい気づくがあり、その後の開発・事業展開に大きく貢献できるようなノウハウが貯まると思う。
実際のところは、バイオテックの会社が自社販売する事はかなり異例で、慎重に考えましたが、ここ日本ではホームベースでありますし、追い風がある中で自社販売に思い切り舵をきった。
最後 森社長ご挨拶
私共、100年来不可能と言われている脳機能の再生を目指し、20年強になります。
日本では申請も完了しましたので、これからいよいよ承認・販売とそして日本でのを承認で勢いをつけ、グローバル展開して、多くの患者さんに貢献していきたいと全社一丸となって、ステークホールドの皆さん本当にお世話になりながら進めております。
より多くの方に知ってもらう機会なりましたので、改めましてありがとうございます。
引き続き少しでも興味を持って頂ければと思いますし、よろしくお願いします。
ご留意
⚠️ 注意⚠️
急いで聞きながら書いたので、正確ではありません。質問の内容も抜粋してあります。